M.I.D.A. 商品への想いやこだわりポイント、プロダクトストーリー等を思いつくまま綴っていきます。

誰が?いつ?…どんな時代だったの?なんで影響を受けたの?

ご興味ありましたら是非、読んでみてください。

【JOURNAL#001】

「今はまだファッションを語らず」

格好いいファッションのことはデザイナーやコーディネーターの先生方にお任せして

ここでは横道に逸れたりしながら、自由気ままにコラムのようなものを展開して行きます。

第一回目のお題は  "きものとスーツ"

「僕だけなんだろうか?」

日本旅行に来た外国人が  "きもの" を着て、満面の笑顔で喜んでいる様子をたまにテレビで観るけど、

どこか違和感があってとても似合っているとは思えないのは僕だけなんだろうか?

肌の色や骨格、歩き方や座り方、お茶の飲み方……

身のこなし全体に違和感を持ってしまう。

日本人は室町時代から、すでに1000年以上も "きもの" を着てきた国民。

冠婚葬祭や成人式でしか "きもの" を着る機会がない人でも、

"きもの" を着こなしてきた歴史は日本人にDNAとして刻まれて、

"きもの" を着た時の身のこなしは誰もが持ち合わせているんだと感じる。

「日本人のスーツの着こなしは?」

そんなことを考えていて、ふと浮かんでしまうのは日本人のスーツの着こなしは

イタリア人なんかにはどう映っているんだろうか?ってこと。

初めてミラノに行ったときに観た彼等のスーツ姿。

お昼時、ミラノのビジネスマンがランチに出掛けるところだったのだろうか?

スーツを着てミラノの街を歩くその様子は実に格好よく、

日本人との着こなしの違いにショックを受けたのを覚えている。

「愛情をもってスーツに向き合う」

それもそのはず、ヨーロッパでは中世の頃から(貴族階級の人たちは)

今のスーツの基となるものを着ていた訳だし、それに比べ日本人は明治以降に初めて

洋装が許されたのだから、その歴史の差は埋めようがないのでしょうね。

愛情をもってスーツと向き合っているというか、丁寧に取り扱っているのだろうなと感じ取れた。

きっと 肩幅や肩の厚みに合ったハンガーに掛けられてクローゼットに収納され、

スラックスのセンターの折り目はいつも正しくアイロン掛けされているのだろう。

歴史の差は埋められないけれど、愛情を持ってスーツに向き合い、

取れかけた釦は自分で付けて、スラックスのアイロン掛けも自分でしてみること。

それがファッションの第一歩で、その繰り返しで日本人のスーツの着こなしももっと格好よくなるんだろうなぁ。

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